成年後見の基礎知識

成年後見制度とは、病気やケガ、あるいは精神的な原因などにより物事の判断能力が損なわれた状態にある人にかわり、その人の財産などを管理する人を定める制度です。高齢者を狙って、高額な商品などを購入させる詐欺などがあります。このような詐欺の一部には、正常な判断ができない高齢者に対して契約を持ちかけているケースがあります。???? Vol.125 ?????????成年後見制度を利用することで、このような被害を防ぐことが可能です。成年後見が認められるためには、家庭裁判所に申し立てをして、承認を受ける必要があります。申し立ての時には、医師の診断書などの書類が必要となります。その人の判断能力の状態に応じて、後見、保佐、補助の3種類があります。後見は、対象となる人が正常な判断が全くできない状態の場合に適用されます。判断する時に必ず助けが必要な場合には保佐、援助があった方がよい場合には補助となります。成年後見人となった人は、財産の管理を適正に行うことが求められ、家庭裁判所や監督人に報告する義務があります。また、本人が勝手に行った契約などを取り消すことができます。管理を任された財産については、投機に使用したり、他の人のために利用することが禁じられています。